中絶薬はどんな働きをするの?

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薬による中絶は流産に似たプロセスをもたらします。世界保健機関(WHO)は、ミフェプリストンとミソプロストールを組み合わせる方法を推奨しています。1 この組み合わせを用いることで中絶の成功率が高まり、合併症のリスクが低くなるためです。  ミフェプリストンがない場合や、あっても使用できない場合には、次善の策としてミソプロストールを単独で服用します。

  • ミフェプリストンとミソプロストールを併用する場合――ミフェプリストンは妊娠を維持するために欠かせないプロゲステロンというホルモンの受容体を遮断します。同時に、この薬は子宮に働きかけ、ミソプロストールが作用しやすい環境を作ります。  ミソプロストールは子宮を収縮させるため、結果的に、妊娠組織や血塊、血液が外に排出されます。 2 この2つの薬の組み合わせによる中絶成功率は98%です。
  • ミソプロストールを単独で使用する場合 ――ミソプロストールは頸管を柔らかくし、子宮を収縮させるため、結果的に妊娠組織や血塊、血液が外に排出されます。ミソプロストール単独使用の場合の成功率はミフェプリストンと併用した場合に比べて低くなり(84%)、必要とされるミソプロストールの量は増えます12  それでも、ミフェプリストンを使用できない場合には、この手法は女性にとってたいへん安全な中絶手段になります。