薬による中絶に関する基礎情報(中絶薬について)

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  • 薬による中絶とは?

    薬による中絶〔人工流産〕では、複数の錠剤を服用することで妊娠を終わらせます。安全で成功率も高い推奨方法は次の2つです。 続きを読む »

  • 中絶薬はどんな働きをするの?

    薬による中絶は流産に似たプロセスをもたらします。世界保健機関( WHO) は、ミフェプリストンとミソプロストールを組み合わせる方法を推奨しています。 1   この組み合わせを用いることで中絶の成功率が高まり、合併症のリスクが低くなるためです。   ミフェプリストンがない場合や、あっても使用できない場合には、次善の策としてミソプロストールを単独で服用します。 ミフェプリストンとミソプロストールを併用する場合――ミフェプリストンは妊娠を維持するために欠かせないプロゲステロンというホルモンの受容体を遮断します。同時に、この薬は子宮に働きかけ、ミソプロストールが作用しやすい環境を作ります。  … 続きを読む »

  • 薬による中絶のリスクは低い

    妊娠初期であれば、薬による中絶は非常に安全で有効な手段です。薬による中絶を初めとする現代の中絶手法は、正しく用いられる限り、どれも妊娠の継続や出産よりもはるかにリスクが低いものです。世界中で何百万人もの女性たちが、妊娠初期の中絶のためにミフェプリストンとミソプロストールを安全に用いて中絶に成功しています。どちらの薬も、女性の健康に長期的な影響を及ぼさないことが確認されています 。 続きを読む »

  • 薬による中絶の成功率は高い

    ミフェプリストンとミソプロストールの組み合わせは、非常に成功率が高く、安全で、受け入れやすい方法です。妊娠9週未満の女性なら、中絶が完了する(つまり何の追加的な処置も必要としない)比率は全体の98%に上ります。 続きを読む »

  • 薬による中絶の方法による比較

    妊娠 12 週以前のミフェプリストン+ミソプロストール併用 妊娠 12 週以前のミソプロストール単独使用 中絶成功率 95 ~ 98 %   1,15 中絶成功率 85-95%. 58 妊娠持続率はきわめて低く 0.5 %未満   5 妊娠持続率は 4 ~ 6 %   58 さほど深刻ではない吐き気、嘔吐、痛み、下痢、震えなどの副作用。 より深刻な吐き気、痛み、嘔吐、下痢、震えなどの副作用。 ミソプロストールを服用してから通常   3.5 時間後に中絶開始。   7 最初のミソプロストールを服用してから通常  7.5 時間後に中絶開始。… 続きを読む »

  • 薬による中絶と外科的中絶の比較

    妊娠 12 週以前のミフェプリストン+ミソプロストール併用の薬による中絶   2 妊娠 12 週以前の   2 真空吸引による外科的中絶 妊娠 4 週から使用できる。 妊娠 7 週までは使用できないことがある。 自然流産に似ている。 子宮内容物を吸引するために、局所麻酔下または全身麻酔下で子宮内に細い管を挿入する外科的手術である。 自宅で薬を服用し、自宅で中絶することが可能。 中絶は医療施設内で、医療専門職によって行われる。(訓練を受けていない提供者の場合、深刻な合併症や女性に対するリスクが生じることもある。) 中絶のプロセスが 1… 続きを読む »

  • 薬による中絶は妊娠何週まで可能なの?

      WHO は、妊娠 12 週まではミソプロストールを単独で、あるいはミフェプリストンとの組み合わせで用いる方法が安全で有効であることを示唆する科学的根拠を発表しています。妊娠 12 週を超えた場合は、合併症のリスクが高まり、投薬の方法が変わるため、医療監視下で服用することをお勧めします。詳しくは 、 WHO のガイドライン   を参照してください。 1,  2 続きを読む »

  • 薬による中絶は自宅で行えるの?

    世界中で何百万人もの女性たちが、薬による中絶を自宅で安全に実行しています。薬による中絶は、安全な中絶サービスが提供されている国々で標準的な中絶方法です。 続きを読む »