薬による中絶と外科的中絶の比較

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妊娠12週以前のミフェプリストン+ミソプロストール併用の薬による中絶 2

妊娠12週以前の 2真空吸引による外科的中絶

妊娠4週から使用できる。

妊娠7週までは使用できないことがある。

自然流産に似ている。

子宮内容物を吸引するために、局所麻酔下または全身麻酔下で子宮内に細い管を挿入する外科的手術である。

自宅で薬を服用し、自宅で中絶することが可能。

中絶は医療施設内で、医療専門職によって行われる。(訓練を受けていない提供者の場合、深刻な合併症や女性に対するリスクが生じることもある。)

中絶のプロセスが1日では終わらない。

手術は515分以内に完了する。

ミソプロストール服用後は、23時間痛みが伴うこともある。

局所麻酔で行われる場合は手術中に、また手術後も子宮が収縮するときに痛みが伴うこともある。

深刻な合併症は稀である。

経験を積み充分な訓練を受けている医療専門家であれば、深刻な合併症は稀である。

 最大で数週間ほど、中絶後の出血が長引く。

中絶後に出血する期間が短い。

麻酔は不要。鎮痛薬を使えるようにすべき。

鎮痛薬や軽い鎮静剤の投与、局所麻酔などを施すべき。

成功率9598%。

成功率95100%。 1

女性が血塊や受胎産物を目にしてしまうことがある。

女性が受胎産物を目にすることはない。

最初の中絶薬を服用した日から避妊薬を服用し始めるのは可能だが、その女性がもはや妊娠していないことを確認できない限り、IUCD(子宮内避妊具)の装着や不妊手術は行えない。

女性はただちに避妊手段を使用開始できる(避妊ピル等)。IUCDは中絶後ただちに 装着できる。

 

重要:搔爬(拡張搔爬法、掻き出す手法)はリスクを伴う時代遅れの外科的中絶手段です。 この手術は、真空吸引法および/または薬による中絶方法に置き換えるべきです。16 搔爬を否定する明らかな証拠があるにも関わらず、搔爬は今も中南米、アフリカ、東欧の国々で不全流産や中絶失敗後の処置、あるいは人工妊娠中絶に幅広く行われています。17