私は中絶に成功したの?

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ほとんどの女性は、数日以内に胸の張りや吐き気などの妊娠の徴候が消えていくことで、中絶に成功したことが分かります。なかには、胚や胎嚢を目にする女性もいるかもしれません。もはや妊娠していないと感じていても、中絶に成功したかどうかを確かめておくことは重要です。薬による中絶が終わってから超音波検査を受けるか、中絶の3週間後に妊娠検査を受けるようにしてください。尿による妊娠検査では、中絶後23週間にわたり正確な結果が出ないことがあります。

尿による妊娠検査 – HcG(「ヒト絨毛性ゴナドトロピン」と呼ばれる妊娠ホルモン)は中絶後に激減しますが、しばらくは体内にまだ残っていて、妊娠検査薬に反応することがあります。たとえその女性がもはや妊娠していなかった場合でも、中絶後2週間以内に行った妊娠検査のうち陽性反応が出る可能性は66%にも上ります。妊娠検査薬を用いる場合は、中絶の34週間後にしてください。そうしないと間違って陽性反応が出てしまうことがあります。 3435

超音波による妊娠検査 – 中絶後ただちに超音波検査をすれば中絶に成功したかどうかを知ることができますが、この検査を受けるのは2週間経ってからにすることをお勧めします。あまりにも早期に超音波検査を行うと、不必要な真空吸引法や搔爬を受けることになりかねません。薬による中絶を行うと、子宮の中身が空っぽになるまで数週間かかることもあるため、子宮内に何かが残っていても、それは不全中絶ではありません。 合併症の徴候 がまったくなければ、医療専門家に診てもらう必要はありません。

血液による妊娠検査 –中絶時に(中絶を行う前でも後でも構いません)血液検査を受けておき、中絶の45日後に同じ検査をくり返す方法もあります。HcGホルモンの値が下がっていたら、中絶は成功しています。

合併症の徴候