ミソプロストールはどのように服用するの?
ここでは、妊娠12週(84日)までの服用のしかたを示します。ここに示すのは 世界保健機関(WHO)が推奨している方法です。妊娠12週を超えると、合併症のリスクは高まり、薬の服用方法も変わります。1
女性一人につき200マイクログラムの錠剤が12錠必要になります。
1- 女性一人につき200マイクログラムの錠剤4錠(合計800マイクログラム)を舌下(べろの下)に含みます。錠剤が溶けるまで少なくとも30分間はのみこまないでください! (自分のつばはのみこんで構いませんが、薬は決してのみこまないようにしてください。) 30分間経ったら、口内に残っている薬の残りを全部のみこんで構いません。
2- 3時間後、2回目の錠剤4錠を舌下に含みます。錠剤が溶けるまで少なくとも30分間はのみこまないでください。
3- さらに3時間後、3回目の錠剤4錠を舌下に含みます。錠剤が溶けるまで少なくとも30分間はのみこまないでください。
薬の投与が終わってから次の投与が始まるまでのあいだは、通常通り飲食して構いません。
この方法による成功率はおよそ85-95%です。58
つまり、ミソプロストールを正しく投与した女性10人につき8-9人が、この手続きによって安全に中絶を終わらせています。