問題になりうる特殊な病気は?

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薬による中絶はほとんど誰でも安全に行えるものです。この方法が禁忌であるケースはごくわずかです。以下にあてはまる女性は、薬による中絶を行ってはなりません。 19

  • 遺伝性 ポルフィリン症
  • 慢性副腎不全または肝不全

  • 子宮外妊娠またはその疑いがある(ミソプロストールもミフェプリストンも子宮外妊娠を治療することはできません)

  • 以前、ミソプロストールまたはミフェプリストンに強いアレルギー反応が出たことがある

 

通常、女性はこうした病状にあることを自分で知っているものです。

  • 薬による中絶を選んではいけない病気はありますか?

    薬による中絶はほとんど誰でも安全に行えるものです。この方法が禁忌であるケースはごくわずかです。以下にあてはまる女性は、薬による中絶を行ってはなりません。   19 遺伝性 ポルフィリン症 慢性副腎不全 または 肝不全 子宮外妊娠またはその疑いがある(ミソプロストールもミフェプリストンも子宮外妊娠を治療することはできません) 以前、ミソプロストールまたはミフェプリストンに強いアレルギー反応が出たことがある   通常、女性はこうした病状にあることを自分で知っているものです。 続きを読む »

  • IUD(子宮内避妊具)を装着している

    子宮内避妊具( IUD )を装着している女性は、薬による中絶を開始する前に IUD を除去しておく必要があります。 .  1, 2 ただし子宮内避妊具の避妊効果は非常に高いため、この避妊方法を採用している人が妊娠する可能性はごくわずかです。   21 続きを読む »

  • 子宮外妊娠をしている場合

    子宮外妊娠〔異所妊娠〕は、受精胚が子宮内(胎内)ではなくどこかほかの場所、たとえば卵管などに着床することで起こります。子宮外妊娠は、妊娠の 1.5 ~ 2 %に生じ、妊娠 6 週以降に超音波検査で確認するしかない症状で、これが起こると生死にかかわる問題になります。 1 超音波検査を受けられない場合、中絶薬を服用しても症状を悪化させることにはならないため服用すること自体は差し支えありませんが、   子宮外妊娠している場合には中絶薬の効果はありません。その場合、仮に多少の出血があったとしても、妊娠は子宮以外の場所で継続しているため、血塊や妊娠組織は確認できないはずです。… 続きを読む »