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薬による中絶後に合併症が生じることはめったにありません 1,15が、激しい出血が生じたり感染症にかかったりすることもありえます。以下のような合併症の徴候が見られたら、医師の診察を受けるか病院に行ってください:

  • 激しい出血(1時間につきパッドが2~3個以上必要になる状態が2~3時間続いているとき)
  • 痛み止めをのんでも効かないとき、あるいは中絶薬の服用後23日間ずっと激しい腹痛が続いているとき

  • 39度を超える熱あるいは24時間38度台の熱が続いているとき

  • 膣から正常とは思われない排出があったとき

 

合併症のリスクは低く(女性100人につき2-5人程度) 11 、緊急医療(激しい出血がある場合に必要になることもあります)が必要になるケースは非常にわずか(女性2000人につき1人)です。1,15  それでも、できる限り安全に進めるために、中絶のプロセスのどこかで緊急事態や合併症が生じたら、必ず近隣の医療施設行くようにしてください。  医療施設が自宅から遠い場合には、医療施設に容易に(できれば12時間以内に)アクセスできるような場所で中絶薬を服用するようにしてください。さらに、どうやって医療施設に行くのか(乗用車、タクシー、緊急時には救急車など)もきちんと計画しておきましょう。

できるだけ、流産した女性が大切に扱かわれている病院または医師を選びましょう。

医療機関で診てもらうときに、薬を服用したことを医療者に伝える必要はありません。 ただ、流産しようだと言えばいいのです。 流産の合併症の徴候や治療は、中絶の治療と全く変わりがありません。

ミソプロストールは、たとえ服用してから数時間以内でも血液や体液から検出されることはありません。  今回その流産を引き起こすために女性が薬を服用したかどうかは検査で分かると病院側が主張したとしても、それは事実ではありません。 55